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2014年04月14日

保険を使った鍼灸マッサージはショートステイで受けられるのか

先日、機能訓練を行っているショートステイということで記事を書きました。ショートステイでリハビリの時間を確保するのが難しい中、我々のような訪問治療をするものが外部から入れないのかという質問をよく頂きます。これに対して検証していきましょう。

 

ヤフー知恵袋で聞いてみた

ヤフー知恵袋に同じような質問がありましたがそのカオスっぷりからも現場の混乱を表現しているかのようでございます。

シュートステイ内で、鍼灸師が療養費を使い、鍼灸治療できますか?(原文ママ)

シュートステイ内で、鍼灸師が療養費を使い、鍼灸治療できますか?

 

これに対して数名の答え

 

・そこの施設長が許可を出せば問題ないと思います

・残念ながら介護サービス中は鍼灸、マッサージの類は原則不可能です。

・ショートステイ、デイサービス利用中は請求できません。ただ、やってはいけないというのはニュアンスがことなります

・市町村の保険医療課などに聞けば解決します。

・ショートステイ=在宅サービス=家にいるのと同じこと。よって、鍼灸師でも整体でも何でもOK

・ショートステイという介護の中で鍼灸、マッサージ、柔道整復などの行為は違法のはずです。

ここまで見事に答えが違うのも珍しく、どれを信用するべきか質問者も困ったのではないでしょうか。はっきり言ってしまえば「みんなよくわかっていない」というのが現状のようです。

 

なぜこのようなことが起こるのか

一言でお答えすれば

 

はっきり決まってないから

 

そもそも、健康保険を使った鍼灸マッサージは保険の中でも「療養費」という枠組みに入っております。これは病院で処方されるコルセットなどと同じくくりです。言ってみればドラマにもなった「ショムニ」のような存在で、花型である「医療費(病院)」と比べると端に追いやられているイメージです。誰も気に留めてないがゆえ、「医療費」に対しての決まりはたくさんありますが「療養費」については曖昧なままになっていることがたくさんあります。

では、このような場合誰が良し悪しを決めるのか。それはお金を出す保険者です。

 

保険者、座間市の答え

ここで参考に神奈川県座間市の座間市介護保険課より平成25年7月に発行された「介護Q&A集」を見てみましょう。そこにはこのようなやりとりがあります。

Q 短期入所生活介護利用中の健康保険適用による「はり・きゅう・あん摩・マッサージ」利用は可能ですか?

 座間市としましては、以下の条件が整えば、算定可能と判断いたします。

①主治医により「はり・きゅう・あん摩・マッサージ」が短期入所生活介護利用中にも必要であることの明確な指示がある。

②短期入所生活介護事業所が受け入れや通い(定期通院と同じ扱い)を認めている。

③健康保険の保険者が介護保険短期入所生活介護利用中の算定を認めている。

④担当ケアマネジャーが短期入所生活介護利用中の「はり・きゅう・あん摩・マッサージ」の利用を把握している。

医療ではなく介護側からの意見ですが、どうやら座間市では基本的にショートステイへの保険を使った訪問が認められているようです。しかし、これはあくまでも座間市の場合であり私の働く愛知県の判断ではありません。愛知県ではどのような判断をくだされるのでしょうか。

参考:座間市のQ&A(ワードで開きます)

 

愛知県の保険者に聞いてみた

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今回ポイントになっているショートステイは主に高齢者が利用することが前提だと思いますので、定年退職した人や自営業者が後期高齢者になるまでお世話になる「愛知県国民健康保険団体連合会」に電話してこの件について聞いてみました。答えとしては以下のようなものでした。

・ショートステイへの健康保険を使った鍼灸マッサージの訪問は認めていない

・理由として訪問治療は在宅で行うことが前提であり、ショートステイ先は家と認められない

・交通費は請求しない治療費だけの算定でも認められない

・これは愛知県国民健康保険団体連合会の公式な回答で常に同じように答えている

・介護の訪問リハビリとの併用は医師の指示や必要性に応じ検討されたい

愛知県国民健康保険加入者の利用は明確にNGのようです。

 

最終的には保険者に確認しましょう

蛇足ですが、愛知県後期高齢者医療広域連合にも同様の質問をしてみました。愛知国保と同じ建物内にあり同じ愛知県なので同じと思ったのですが答えが・・・

往療費は算定できない。訪問専門ではなく治療院として登録しているのであれば治療費の算定は可能

正直よくわからない内容でした。同じ愛知県でも保険者により違いがあるようです。

これ以上ネットで検索しても正しい答えは出てきませんので、心配な方は患者さんが加入する保険者へ直接聞くのがよいでしょう。電話番号は普通保険証に書いてあります。

ただ、昨今の財政問題を考えると少しずつ厳しくなっていくのではないかと思います。

 

(追記2015.4.14)他の施設はどうなのか

ショートステイ以外の施設についても検索流入が多くあるので、わかる範囲で追記します。

有料老人ホームなど介護保険で施設を運営していない施設は問題無いと思います。

特別養護老人ホームやケアハウスは医師(医療費)の往診について規制はあるのですが、療養費については言及がないためグレーだと考えます。ショートステイと同じく保険者の判断次第になる可能性があります。

老人保健施設や病院入院患者については、すでに医療費でのリハビリやマッサージが行われており、保険の二重取りになるため難しいと思います。

いやー、保険って本当にややこしいですね。実費なら施設の許可さえあれば法的に問題はありません。それではまた。

へばの〜

 

療養費について詳しく知りたい方は以下のような本の最新版をご覧ください。

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