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2016年02月10日

60分2980円を可能にした激安リラクゼーションマッサージ4つの理由

先月、激安夜行バスや廃棄食品の問題がニュースを賑わせた頃、安いものには理由があるよというエントリーを書きました。

【マッサージ】60分2980円にはそれなりのリスクがあるわけで

この中で、最近増えている安くリラクゼーション(という名のマッサージ)をしてくれるお店のリスクについて触れました。今回はもう少し詳しく、なぜ今までの半額の単価でもお店が成立しここまで増えてきたのかを考えていきます。

 

激安マッサージのカラクリ

リラクゼーション・マッサージ

激安に出来た理由を考えます。

  1. 初心者の登用
  2. 業務委託契約
  3. 完全歩合制
  4. 店舗の出店方法

大きく、この4つではないかなと思っています。この業界の経費は仕入れがない分、圧倒的に人件費率が高いため1〜3は人件費についてのものになります。

1.短い研修でどんどん現場へ

私は今まで2つのリラクゼーションを行う会社で勤務したことがあります。どちらも研修は1ヶ月程度。最初に入った会社はかなりしっかりした研修で、毎日8時間練習しつつ、最低限の解剖学などもテストを受け現場に入りました。

それでも技術的にはまだまだで、大きな不安を持ちながら働いていたことを今でも思い出します。

激安マッサージは、伝え聞くところによると研修は長くて3週間程度。店舗を急激に増やし、離職率も高いためお客に施術しながら上手くなるしかない状況のようです。求人を見れば大きく「初心者歓迎」とあります。

あまりニュースになりませんが、このようなリラクゼーションでの事故は増加傾向です。

手技による医業類似行為の危害

国民生活センターからも注意喚起がされています。

2.雇用ではなく委託契約で雇用経費を減らす

私が鍼灸マッサージ学校の学生だった10年弱前、多くリラクゼーション店は雇用契約でバイトなどを採用していました。

「当たり前だろ」と思われるかもしれませんが、リラクゼーション業界ではこれが普通ではありません。

記憶では、リラクゼーションを行う企業が増えた5年程度前から「業務委託」という契約方法が増えてきました。

簡単にいえば、雇用関係ではなくリラクゼーション店を経営する企業が「個人事業主」に業務を委託するという方法です。激安リラクゼーションのチェーン店はこの契約が主流です。

通常の雇用契約と違う点は、健康保険や年金はもちろん、雇用保険や労災保険も会社が用意するが必要なく、企業としては経費の削減になります。逆に言えば、働いている人間は何があっても全て自己責任であり、労働基準法に守られないということです。税務などの申告も個人が行わなければなりません。

企業側は「多くの個人事業主を産んだ」と胸を張っていますが、業務委託の意味やリスクを知らず働いているケースが多く見られます。

3.時給から完全歩合制へ

先の内容とも関係しますが、業務委託の場合、労働基準法は関係ありませんので最低賃金も適応されません。そのため、給料は完全歩合制が採用されています。

60分マッサージをして、手取りが1900円前後。これが時給だと考えれば高く見えるかもしれませんが、お客がなければ給料は0円。また、60分マッサージというのはかなり体力を消耗するため、インターバルを取りながらになります。

求人ではモデルケースとして「1日8時間働いて月40万円の収入」とありますが、実際こうなる人は一握りでしょう。

企業としては、売上が発生しなくとも経費は店舗維持費だけで済み、雇用契約ではないため撤退も容易に行えます。時給として払うお店より非常にローリスクなのです。

4.他業種に比べ安い出店費用

出店についても、リラクゼーション(マッサージ)業界は低予算で可能です。

必要なのはベッドと仕切りと受付。これに簡単な内装費で形になります。水回り設備も機械も必要ないため、出店・撤退が容易です。

ロードサイドで駐車場が多い場所に出店し、売上が悪ければ早期撤退。低いリスクがトライ&エラーを可能にしました。

 

まとめ

一番の経費である人件費のリスクを減らし、誰でもセラピストとすることで急拡大してきた激安リラクゼーション業界。これが、私の考える低価格化を実現できた理由です。

以前の記事に今後の展望を書きましたが、このような雇用形態やリラクゼーションという名のマッサージによる骨折や脊髄損傷などの事故は、事業拡大とともに問題視されてくると思われます。

特に事故は「あん摩指圧マッサージ師」という国家資格との兼ね合いも含め、議論になるでしょう。

リラクゼーションを求める人は今後も増え続けると思いますので、ある程度お客の安全が維持できる軟着陸を期待しつつ、生暖かく見守っております。

へばの〜

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