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変形性膝関節症の訪問鍼灸マッサージ症例

病名・症状
患者情報

90代 女性 独居 要介護1

導入経緯

以前から膝を中心とした痛みがあり、弱視のため一人での外出が難しいため訪問治療を受けていた。しかし、治療師が本人とのトラブルもあり急に訪問を中止。代わりの事業所としてケアマネジャーより依頼があった。

ADLの状況

変形性膝関節症の痛みがあり長距離の歩行は難しいが、屋内では問題ない。弱視のため、外出は付き添いが必要だが家族での対応も難しくほとんど行っていない。脳梗塞については上下肢に軽い麻痺があるが日常生活に支障はない程度。便秘があり座薬を常用しているが、薬による急激な便意で排泄に失敗してからは使用を控えるようになった。

治療内容

マッサージを中心とした膝の痛み及び麻痺による痺れを軽減を目指す。歩行能力維持のために運動も提案したが、膝の痛みに集中してほしい本人の希望ありお尻上げなど最低限の内容にとどめた。便秘についてはお腹のマッサージを行った。週2回訪問。

経過

治療開始から半年後に本人の希望もあり鍼灸治療も保険を利用しながら平行して開始。膝の痛みかなり改善。定期的な排便があり、薬の使用は年数回で済むようになった。回復に合わせてずっと拒否があったデイサービスも利用開始。入浴に不安があったが、解消された。

2年後転倒があり腰椎骨折。退院したがお尻の痛みが強く歩行は短距離のみ。現在はお尻の痛み改善を中心とした鍼灸マッサージを行いトイレ利用訓練などADL改善のための運動を行っている。週3回訪問に。

考察

マッサージと鍼灸の保険は同時に利用することも可能で、特に痛みの強い方や早期の回復を希望される方に併用治療を提供している。特に膝の痛いや五十肩のような直接患部をマッサージすると痛みがあるような症状には、鍼灸で遠隔からの刺激が非常に有効となってくる。

デイサービスなど利用されないことでご家族の負担が大きくなるケースも多くあるため、訪問の中で関係構築をしながら必要性や有効性を理解して頂き利用を促すケースもよくあります。

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