名古屋の脳梗塞、脳出血、パーキンソン病、大腿骨骨折などの訪問リハビリマッサージはふくぎ治療院


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COPDの訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

80代 男性 娘さんと同居 要介護2

導入経緯

COPDの治療を終え退院するが、訪問看護・介護を多く利用するためリハビリに介護点数を回せない。そのため、健康保険で利用できる訪問マッサージの利用をケアマネジャーが提案され依頼があった。

ADLの状況

ベッドからの起き上がりや車椅子への移乗が出来、伝い歩きも短距離なら可能。排泄はポータブルトイレを使用。ただしCOPDによるSpO2(動脈血酸素飽和度)の低下が見られ常に経鼻カニューレを利用されているが安静時でも90%前後になることもある。動作時に息切れが見られ、外出は難しい。腰椎圧迫骨折による痛みはほとんどない。娘さんは日中勤務している。

治療内容

退院前に病院でのリハビリを確認させてもらい、始めは本人が慣れているメニューを中心に行った。呼吸に対しては、肋間筋や胸筋、頚や肩を中心としたマッサージと関節可動域訓練。足についてはベッド上での筋力強化訓練を中心に行った。

運動時は常にSpO2を確認しながら行い、95%以下になったら休憩という形を取った。安静時の時点で95%を下回っている場合はマッサージ中心の治療で対応した。その日ごとの体調確認のためにも訪問看護の記録を確認させてもらい、調子の変動などがある場合は連絡帳に記録を残すようにし連携を心がけた。週2回訪問。

経過

開始3ヶ月後SpO2少しずつ安定が見られ平均で95%になる。本人の歩行意欲が強いため立位での下肢筋力強化訓練を開始。動作時の息切れも減ってきた。その後、歩行器を使いトイレ利用を目的とした歩行訓練を開始。歩ける距離も伸びていき半年後には誰かの見守りがあれば安全に行えるようになった。

ただ、歩行器を使用すると経鼻カニューレに引っかかってしまうことがある。そのため福祉用具事業所と相談し出来るだけ手すりが途切れないような道具の導入と動線を作ることでつたい歩きでのトイレ利用になりより安定した。

考察

この症例の方はSpO2の状態が非常に良く、状態も安定していったためはっきりとした回復が見られた。しかし、他のCOPDの方の場合入退院を繰り返したり、退院出来たものの亡くなってしまうケースもある。肺炎を併発しやすく食事量が低下する場合もあり、合併症の予防が重要となってくる。そのためにも、主治医や訪問看護との連携が必要。

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