名古屋の脳梗塞、脳出血、パーキンソン病、大腿骨骨折などの訪問リハビリマッサージはふくぎ治療院


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治療症例

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うつ症状

側わん症の訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

70代 女性 独居 要支援2

導入経緯

少しずつ腰・膝の痛みと姿勢が悪化。長距離の歩行が難しくなって困っている中、電話で訪問マッサージの勧誘があり興味を持った。ケアマネジャーにそのことを相談したところ「信頼できるところがあるから」と紹介頂いた。

ADLの状況

明らかに背骨が側湾しておりバランスが悪い。腰の痛みが強く、特に歩行をすることで悪化。長距離の歩行は難しい。また、浴槽の利用も難しくシャワー対応。自分のことは多くを話されずふさぎ込みがちで、不眠、幻聴などのうつ症状?が見られる。側わん症を改善させ好きな着物が着たい。

治療内容

腰を中心とした疼痛緩和を目指しマッサージを行う。側わん症は脊柱の回旋の問題が絡むので、自然に調整される活法という技を使用。外出用のシルバーカーが押すのに力が必要という話があり高さも調整が必要だったため、福祉用具事業所と共に再選定行い負担が少ないものへ変更した。

会話については、出来るだけ傾聴の姿勢を心がけ頚〜肩の緊張緩和も念頭にマッサージを行った。訪問開始3ヶ月後に本人の希望もあり実費での鍼治療も併用することになった。

経過

痛みについては、安静時の痛みは半分程度に。ただ、歩行時の痛みは強く出る。シルバーカーの変更もあり以前よりは長い距離を歩けるようになった。側わん症は、治療後かなり変化するが長続きしない状態が続いたが長い目で見ると少しずつ改善傾向。座位での側弯はほとんどなくなり、以前は出来なかった正座が出来るようになった。今後は立位時の姿勢が課題。

うつ症状はかなり軽減され、訪問時の口数が増え不眠の訴えもなくなった。幻聴については薬の変更も功を奏し今は聞こえないとのこと。立位で姿勢が悪化し痛みも出ることから、今後は股関節に焦点を当てて治療を進めていく予定。

考察

側わん症は「痛みがなければいい」という考え方も出来るが、本人が見た目を気にして閉じこもることもありQOLにとっては見た目の変化も重要だと考えている。背骨の見た目はS字で横の変化が問題に見えるが、実際には背骨の回旋が原因のためその調整が中心となる。

シルバーカーについては、本人の優先順位(荷物置き・重さ・幅・持ち手など)を確認しその中で一番体に負担の少ないものを選ぶようにしている。この方の場合「どんどんシルバーカーが先に進んでいってしまう」ということで、抑速ブレーキがあるもの使ったがそれが負荷になってしまいより困難になってしまった。実際には姿勢が前かがみになりすぎることが問題だったため、高さを高くし持ち手の形を変更することで姿勢がよくなり問題が解決した。

脳出血麻痺の訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

60代 女性 息子さんと同居 要介護4

導入経緯

脳出血から退院後デイケアを中心にリハビリを行っていたが、頑張りすぎもあり肩と足に痛みが強く出るようになった。このまま痛みがあるようでは運動が行えないためケアマネジャーより痛みの改善と運動指導を目的に依頼があった。怖さがあるということで女性施術者希望であったが、お会いしたところ本人に受け入れて頂け訪問となった。

ADLの状況

脳出血による弛緩性麻痺。デイケアでは平行棒を使っての歩行訓練などを行っている。家の中での移動は車椅子。トイレや着替えなどは自立している。夜になると麻痺側の肩・足に痛みが強くなる。うつ症状があり口数少ない。

治療内容

痛みは日常動作の大きな負荷が原因と考えベッドの高さを確認。低めの設定だったため、高くすることで立ち上がりがしやすくなった。

うつ症状があり、痛みが強いため訪問開始してしばらくは痛みの改善も含めマッサージ中心の治療。その間に会話をすることで関係構築を進める。その後、麻痺側のタッピングを用いながらの関節可動域訓練、麻痺側下肢の筋力強化・荷重訓練を中心に行う。週2回訪問。

経過

2ヶ月後、肩の痛みが減り可動域向上したため着替え動作がスムーズに。ただ、寒い時期に入り足の痛みが強くなってしまったことや運動過多も考えられるためデイでの歩行訓練を中止。マッサージで痛みの軽減は見られるためその日の痛みに合わせてマッサージと運動の量を調整するようにする。

1年後足の上がりなどは改善見られるが歩行訓練は再開出来ず、少しずつの改善を目指す。

考察

脳卒中の中でも弛緩性麻痺は痛みが出やすく力が入らないため改善には時間がかかるケースが多い。また、うつ症状により不安が強い方のためリハビリの進め方も慎重に行うことになる。ただ、若い方のため入院などがなく地道にリハビリを行うことが出来ればADLの改善は見込まれると考えている。

脳梗塞でうつ症状がある方の訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

80代 女性 娘さんと同居 要介護3

導入経緯

大腿骨頸部骨折し、退院後杖歩行になった。少しずつ状態低下し、自力での立ち上がりも不安定に。合わせてうつの傾向があり、多くのことに消極的で口数も少ない。家族が触ると痛みの訴えもあり介護負担が大きくなってきたためケアマネジャーより依頼があった。

ADLの状況

移動は車椅子で行い、立ち上がりも娘さんの介助で行っているが膝がしっかり伸びず不安定。起き上がりも介助が必要。食事に対しての意欲も低下し、自分で食べることが出来ないこともある。猫背の姿勢が強く、長時間座っていることも難しい。デイケアに行っているが、行きたくないと仰ることが多い。

治療内容

介護ベッドを導入されていたが、高さが一番低くなっていたので本人に合わせた高さに調整。声掛けしながら起き上がりをしてもらうと介助なしで可能。立ち上がりも、お辞儀動作を伝えてお願いしたところ介助なしで出来た。体の能力低下よりもやる気の低下や依存によってのADL低下が起こっていると考えた。

うつ症状については、首肩を中心としたマッサージと運動する時に回数を一緒に数えてもらいながら、昔のお話を聞くなどして改善を目指した。また、出来るだけ睡眠時間を一定になるようお伝えし、ご家族には動けることを知って頂いた上で出来るだけ介助しないようにお願いした。猫背については、お尻上げの運動など骨盤後傾を改善するメニューを取り入れながら、低い椅子や体が沈む椅子にはあまり座らないよう伝えた。股関節の拘縮に対してはマッサージと可動域訓練を中心に行った。週2回訪問。

手引で歩行訓練が出来るようになってからは、杖では不安定だったため歩行器を導入して頂き日常に歩行を取り入れ見守りだけお願いした。

経過

訪問開始して1ヶ月過ぎた頃から変化が見られ、会話の受け答えがしっかりされ笑顔も増えてきた。起き上がりや立ち上がりはご自身で行うようになりデイケアを休むこともなくなった。歩行器を使用し、ダイニングテーブルやトイレまで歩けるようになりご家族の介護負担が軽減された。

訪問時に、ベッドに座って迎え入れて頂けることが私としては何気に嬉しかったりした。寒くなると筋緊張が増すため動きが悪くなることと、片足が引きずるような歩行のためその改善を目指してリハビリ継続中。

考察

体の機能が低下していなくとも、意欲低下で動けなることは高齢者でよくあります。何でも筋力低下を原因にせずADLが低下した理由を見極めることで早期に改善できることが出来ます。

軽度のうつ症状の方は、定期的にマッサージをしながらお話をし、回復を実感していただくことで症状が緩和されるケースは珍しくありません。ベッドの高さについて、低すぎる設定のベッドは座るにしろ立つにしろ状態の低下を招く可能性が高いためこれだけでも専門の方にみてもらうことをお勧めします。

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