名古屋の脳梗塞、脳出血、パーキンソン病、大腿骨骨折などの訪問リハビリマッサージはふくぎ治療院


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治療症例

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拘縮

レビー小体型認知症で寝たきりの訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

80代 女性 旦那さんと同居 要介護5

導入経緯

10年ほど前にレビー小体型認知症と診断され、体と脳の機能が少しずつ低下。拘縮がかなり進行し介護が難しくなる中、これ以上の拘縮進行を防ぎたいということでケアマネジャーより依頼があった。

ADLの状況

四肢の屈曲拘縮が強く全身に強く力が入っている。ご自身で動くことや会話することも難しい。日中は毎日デイサービスを利用。

治療内容

全身の緊張が強く力が入っている状態のため、いかに脱力させるかがポイントになってくる。治療の流れは①関節可動域訓練②マッサージ③さらに関節可動域訓練④端座位訓練となることが多い。

力が入った筋肉をマッサージしてもダメージを与えてしまう可能性があるので関節可動域訓練から行う。そして少し力が抜けたところからマッサージを行いさらに力が抜けるよう関節を動かす。最後の端座位訓練は足裏が地面に着くようベッドの高さを調整し、首を中心とした全身の力を抜けるよう前後左右や体をひねる動きを行う。

直接行う治療はこれで終了となるが、横になり寝た瞬間に力が入り始める。それを防ぐためクッションなどを使い緊張しないポジショニングを作ることで治療効果を保ち拘縮の予防としている。

経過

大きな改善はないが、端座位を取ることで以前より早く緊張が取れるようになった。緊張が減ったことで介護者が行う着替えなどの動作が行い易くなった。しかし、誤嚥による肺炎で入院を何度か行い良い状態と悪い状態を繰り返している状況。今後も、ご本人様が楽に過ごせ介護者の負担が減ることに繋がるよう訪問していく。

考察

レビー小体型認知症はパーキンソン病と似たような症状の出る認知症。そのため、体が緊張しやすく寝たきりに繋がりやすい病気になります。緊張が強い症状は、大きな関節(首、肩、肘、股、膝、足)を動かしながら緩めることで細かい関節の力も抜けてくることが多いように感じています。

関節リウマチで認知症の訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

80代 女性 旦那さんと同居

導入経緯

大腿骨頚部骨折のリハビリを終え退院時にはバーに掴まるなどして歩行が出来たが、体調不良もあり数カ月後には歩行困難に。デイケアへは行っていたが、介護は全て全介助で行っていたことやリウマチの痛みも原因であった。介護者の負担が大きくなり、現状では改善が見られないためケアマネジャーより依頼があった。

ADLの状況

在宅時はほとんど横になっており、食事やテレビを見る際に車椅子で座位。起き上がりは軽介助だが、立ち上がりや歩行は全介助。特にトイレ利用時の介助負担が大きい。関節リウマチにより手足の指に変形拘縮が見られ痛みがある。認知症については、会話は出来るが短期記憶はほとんどなく運動などでこちらの指示が伝わらないことも多い。

治療内容

介護負担の中でも、立ち上がり介助の負担が一番大きいとのことだったため、まずは立ち上がりの自立を目指した。立ち上がるための筋力は既に備わっていたため①ベッドの高さを上げる②足が滑っていたので滑り止めを敷く③お辞儀動作をしっかり行う、以上の3点を実施した。立ち上がりの際に手足に痛みが出るがマッサージだけでの改善は難しいため、超音波治療器を使用した。

経過

訪問開始1ヶ月で立位は自立し動作時の痛み訴えがなくなった。その後もADLに合わせ運動内容を毎月のようにバージョンアップすることで3ヶ月後には車椅子への移乗も自立出来るようになった。

ただ、立ち上がりや移乗は日によって認知症や体の具合で行えない日もある。現在は調子が悪い日でも自立できるようバランス感覚を鍛える運動やマッサージを続けている。今後も、介護負担の軽減やご本人様が楽に動けるようサポートしていく。

考察

こちらの記事で、①痛み②拘縮③認知症があるとすぐに変化が出せないように書きましたが、今回の方は筋肉量を増やさなくとも環境や立ち上がり方法を変えるだけで立ち上がりが出来るようになる典型的な例でした。当院では治療することで変化する長期的な視点はもちろんですが、短期的な改善も重要視しています。これが最初のやる気になり信頼感に繋がると考えているからです。

認知症がある中で運動などのリハビリを行うのは困難を伴います。そのため、立ち上がりなど単純な動作は、本人が楽に動けるような環境を作ることで効果的なリハビリが出来ると思います。

脳梗塞認知症で寝たきりの訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

90代 女性 娘さんと同居

導入経緯

数年前から認知症の悪化とともに寝たきりに。時折車椅子に座っていたが、それが原因で褥瘡が発生。これ以上褥瘡、四肢の拘縮を悪化させないためにケアマネジャーより依頼あり。

ADLの状況

本人と意思疎通は出来ず、自発的に体を動かして頂くことは出来ない。入浴以外は希望によりご家族が介護を担われている。

治療内容

寝たきりの方の褥瘡や拘縮予防には①寝姿勢での体圧分散②足を地面につけた状態での座位訓練、が重要になってくる。もちろん、全身のマッサージと関節可動域訓練も平行して行った。週2回訪問。

①ご自宅にクッションがたくさんあったので首や肩、お尻や足にクッションを入れ体圧分散を行う。そうすると、ご本人の緊張が取れ(力が抜け)るのでご家族に確認して頂き効果を知ってもらう。これを普段から続けることが重要なため、ご家族にお教えし普段から実施してもらう。

②足の裏を地面につけた座位姿勢を取ることで全身の緊張が取れ、座るだけでも筋肉を動かすことになる。めまいにだけ注意しながら、この状態で前後左右に揺らすことでより効果が得られる。こちらもご家族の希望により安全に行える方法をお教えし実施して頂いた。

経過

新しく褥瘡が出来ることなく拘縮も悪化せず状態を維持することが出来た。

考察

本当に寝たきりになってしまうと、これ以上出来ることがなさそうに感じられるがそんなことはない。ご家族や介護者の負担を減らすためにも、拘縮や褥瘡の改善予防は非常に重要と考える。そのために、普段からどれだけ力を抜けるようにするかが重要になってくる。

今回のようにご家族が積極的で、負担が大きくない場合はお手伝いをお願いしている。当院が関われるのは1週間の内で1時間前後。残りの時間をどのように過ごして頂くかは重要であり、結果的に家族の負担軽減にも繋がると考えています。

大腿骨頚部骨折で認知症の訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

80代 男性 日中独居

導入経緯

部屋の中で転倒して大腿部頚部骨折で入院。退院したものの歩行が不安定で2週間に1度程度転倒あり、股関節の拘縮も見られる。これ以上の転倒と拘縮を防ぐため機能訓練行も出来る当院にケアマネジャーより依頼があった。

ADLの状況

大腿骨骨折部と腰部の痛みをかばう歩き方で、健側にも負担がかかっていた。股関節は曲げると痛みがある。ソファからの立ち上がりも日によっては出来ないことがある。ただし、筋力の衰えはそれほど見受けられなかった。

杖の使用を提案するが認知症もあり現在の自分の状態を理解できず拒否。短い距離であれば外にも出れたが、徘徊の心配はなさそうであった。

治療内容

認知症の方の場合、初めから運動を促すと受け入れて頂けない場合があるので、まずはマッサージを中心とした関係構築に務めた。マッサージを気に入ってもらえ、ベッド上での軽い運動も行って頂けるのを確認してから立位での筋力強化やバランスの訓練を行った。

患側股関節は常に力が入って抜けない状態だったので、マッサージ・可動域訓練・ストレッチなど組み合わせて力が抜けるような状態を目指した。

安否確認も含め、訪問介護の間になっている時間を狙って訪問した。当初は週2回、受け入れて頂けてからは息子様からの希望があり週3回訪問。

経過

結果として1か月後には痛みの訴えが減り、筋緊張の低下が見られた。時折、股関節やふくらはぎの痛みを訴えたが一時的なもので済んだ。3ヶ月で歩行状態かなり安定してふらつきもなくなる。7ヶ月後施設入所が決まり治療終了。この間の転倒は1度だった。

考察

骨折などでADLが低下した方は筋力なども機能が残っていることが多いため短期間での改善が見込める。今回も、筋力は衰えていなかったので、筋緊張が低下しただけで歩行状態が大きく改善することが出来た。どうしても筋力低下に目がいきがちだが、実際にはそれ以外の要素で歩行状態が低下することも多いと感じている。

徘徊があるような方は歩行が改善することで介護負担が増える懸念があり、そのような方はご家族やケアマネジャーとしっかり相談した上でリハビリ内容を決定している。

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