名古屋の脳梗塞、脳出血、パーキンソン病、大腿骨骨折などの訪問リハビリマッサージはふくぎ治療院


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治療症例

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痛み

脳出血で麻痺の訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

80代 男性 奥さんと同居 要介護3

導入経緯

脳出血で入院しリハビリ終了。退院後のリハビリ活動に介護保険点数が多く使えないことと本人の改善したい気持ちが強いため、健康保険の訪問リハビリマッサージの依頼がケアマネジャーよりあった。

ADLの状況

弛緩性麻痺(力が入らない麻痺)が残っており、肩や肘に痛みあり。立ち上がりまでは行えるが、歩行は装具をつけバーにつかまり見守りが必要な状態。外出は車椅子を使用。健側の力はかなり強い。

治療内容

全身マッサージを行いながら、麻痺側を中心に筋力強化訓練や関節可動域訓練を実施。その後立位での荷重訓練を行い足の運びや横への転倒防止を目的とした。ベッド上や座ってのリハビリ運動にはボールを使用し本人が自主訓練を行える内容にした。

立位の運動では鏡を利用しご自身で動きを確認しながら行い、足元にも目印を作り動きのコントロール改善を目的とした。日によって便秘があるため、お腹のマッサージを行い排便を促すようにした。

経過

本人も前向きに取り組んでいただけ、半年後には歩行状態改善しお一人でのトイレ利用も行えるようになった。しかし、大腸に病気があり食欲不振での体力低下や、数度に渡る入院でADLが徐々に低下。数年で立ち上がりが精一杯になり施設へ入所。治療終了となった。

考察

脳出血の場合は弛緩性麻痺という症状になりやすい。痙性(けいせい)麻痺が力が入り関節が動きづらい状態であれば、弛緩性麻痺は力が全く入らず動かせない状態。弛緩性麻痺は痛みが出やすく力が入らないため体を支えづらく、痙性麻痺に比べADLの改善が難しい傾向にあるように感じている。麻痺で感覚がないためリハビリ運動時には道具を使い見た目でわかるようにする工夫が必要となってくる。

高齢の場合入院すると元の状態に戻るのに入院した倍の期間が必要になり、繰り返すと本人のモチベーションも下がり維持も難しくなってくる。そのため、看護師などとも連携し早期に異変を察知し対応することも重要と考えている。

浮腫みで歩行困難の訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

80代 男性 奥さんと同居 要介護2

導入経緯

心臓や腎臓など様々な病気を抱えており入退院が続いた。そのため、少しずつADLが低下してきておりこれ以上の悪化を防ぎたいという希望があったため、ケアマネジャーより依頼があった。

ADLの状況

家の中での日常的な動作は可能。歩行の際は歩行器を利用している。しかし、外を歩くには歩行が不安定で体力にも不安がある。両足に浮腫みが見られ、トイレの回数が多い。歩行は小刻みになりがち。ご自身でリハビリを頑張っているが、頑張りすぎて腰痛が出ることもしばしばある。

治療内容

立ち上がり時に腕に頼っていたことと、本人から自分でも出来るリハビリ運動を教えてほしいと希望あり。腰の痛み軽減のためにもお辞儀動作をしての体重移動による立位が有効と考えお伝えし実施してもらった。

マッサージについてはかなり強い圧での希望があったが、病気により痛みが感じづらくなっている可能性があり、強すぎると組織を傷つける可能性が強いことをお伝えし理解を得たため必要な圧で行った。

歩行は小刻みだったため、歩行練習の際に目印を設け大きく一歩が出せるように伝えた。大きく足を出せない原因がお尻の筋肉にもあると感じたため、お尻の筋肉を鍛えるバランス訓練も合わせて実施した。

経過

本人がリハビリを積極的に行ったため、3ヶ月ほどで歩行の改善が見られた。半年ほどで、ご家族の見守りの中外での歩行訓練を開始し少しずつ歩行できる距離を伸ばしていった。

ただ、運動過多になりがちで腰痛については一進一退。ある程度控えていただくようお伝えするがどうしてもやりすぎてしまう傾向がある。

導尿を行っていたため尿量を量っており、マッサージを受けた日は尿量が多いとお話あり。それにともなって浮腫みが減り、導尿中止後は少しずつ夜間のトイレ回数も減っていった。年齢もありこれ以上の回復は難しい面もあるが、維持が出来るよう訪問を続けた。

考察

リハビリに積極的な方だったため、わかりやすく効果が出た例。このような場合は、調子がよくなってくると「もっと良くなりたい」という気持ちが強くなり運動量が多くなりすぎるため痛みが出て調子を崩す場合が多い。

出来るだけ運動量を調整して頂くよう伝えるが、本人の気持ちにも留意し負担が少ない運動や普段あまり使わない部分の運動も提案するよう心がけている。

大腿骨頚部骨折の訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

90代 女性 旦那さんと同居 要支援2

導入経緯

大腿骨頚部骨折後、リハビリ病院で回復し帰宅。しかし、足の痛みもありほとんど動かれなかったためADL低下。これを見た主治医から依頼。

ADLの状況

家の中の移動は車椅子を使用。ふかふかで高さの低いベッドを使用されているため立ち上がりも難しい。ベッド上での動きは取れるが、骨折部位の痛みがある。患側の股関節は動きが悪く可動域が狭い。足の浮腫も見られる。本人の希望で車椅子レンタル以外介護保険は使っておらず、もっぱら近くに住むお嫁さんの介護が中心。

治療内容

確認したところ、筋力は立ち上がりをするには十分にあったためタッチアップバーをレンタルして頂きクッションを使い座面を高くすることで立ち上がりは行えるようになった。(本人が今使っているベッドに思い入れがあるためベッドのレンタルはしなかった)

家が広いため機会は少ないが伝い歩きも出来るということで歩行器も導入。使用して歩くことも出来たが、ふらつきがみられるため当初は当院が訪問時のみ使用することとした。

股関節と腰に痛みがあり、その部位を中心にマッサージしながらベッド上での運動を実施。歩行器での歩行訓練も行う。週2回訪問。

経過

開始から2ヶ月で痛みがだいぶ軽減しベッド上ではほとんど痛みなし。浮腫みは半分程度に。4ヶ月で歩行器での歩行が安定してきたためご家族の見守りでお手洗い利用時など痛みがなければ歩行器を利用してもらうようにした。ベッドからの立ち上がりは、クッションを可能に。寒い時期になると痛みや浮腫みが強くなるがADLについては安定している。

本人は外出したい気持ちや外で人と話したい気持ちが全く無く、現状の生活以上は望まれないためやんわりと外の様子をお伝えしながら気持ちの変化を待っている。歩行器でのつまづきがたまにあるため、そのようなことが減るよう訪問継続中。

考察

90代の方の場合、回復に時間がかかったり難しい場合もあるがこの方は非常に明るく訪問時の運動は積極的に行って頂けたためはっきりとした変化があった。患者さんそれぞれに強いこだわりをお持ちなことが多いため、それを守りながらでも生活できる方法を考え提案している。

それでも難しい場合は具体的にどの部分を変えればどの程度変化するかを伝えた上で生活環境の変更を提案するよう意識している。

パーキンソン病の訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

70代 男性 奥さんと同居 要介護3

導入経緯

数年前よりパーキンソン病と診断され少しずつ体の動きが悪くなる中、冬場になり急激に悪化。それまで杖なしで歩行されていたのが、杖で家の中を歩くのが精一杯になり外歩行が出来なくなった。腰痛もあり、ケアマネジャーより治療の依頼があった。

ADLの状況

前傾姿勢が強く立ち上がりもかなり困難になっていた。歩行はパーキンソン病によるある小刻み歩行。脊柱の側湾が見られ、腰痛の訴えも強い。四肢に痺れがある。

治療内容

初回訪問時、立ち上がりを確認したところ介護用ベッドをうまく使えていなかったので設定を変更。一番低く設定されていた高さを本人の体型に合わせ、畳まれたままになっていた介助バーを45度に設定しお辞儀動作での立ち上がりを伝えた。そうしたところかなりスムーズに立ち上がれ本人、家族が驚かれていた。

痛みや痺れ緩和のため、腰や四肢をしっかりマッサージ。パーキンソン病では回旋する動きが悪くなりADLが低下することが多いので、端座位で体幹や首の回旋動作や回旋しながら物を取る練習を行う。猫背も強く呼吸量低下が心配されたので、胸を張りながらの深呼吸も取り入れた。

運動はしっかり行いたいところだが、以前強度の強いリハビリで体調不良があり狭心症の既往歴もあるためベッド上での運動にとどめた。歩行訓練はデイケアで行っていただいた。週2回訪問。

経過

立ち上がり方法が改善したことや横になる時間が減ったことで腰痛は半減。生活には支障をきたさないレベルになった。当初は口数も少なかったが、動きが良くなる中で少しずつお話が増え表情も明るくなった。

歩行については大きな改善はなかったが、気持ちが前向きになることで以前より自主的に歩行することが増えた。状態の維持という意味で順調にいっていたが、体調が悪い日に家の中で転倒し骨折のため入院。入院中の状態悪化に伴い老健入所となり治療終了。10ヶ月。

考察

最初にベッドの高さ設定を変えた。無理な立ち上がりは腰や膝に負担となり痛みの原因となる。いくらマッサージなどで痛みを減らしても原因をなくさなければ改善につながらないため、重要となってくる。

出来る範囲で本人が前向きになることもリハビリには重要なため、このような道具の正しい設定は本人の未来に対する希望を持っていただくためにも重要となってくる。

パーキンソン病は進行性の病気のためリハビリでの大きな改善は難しいが、維持を行いその中で本人のQOLをどこまで高められるかが大切だと考えています。

関節リウマチで認知症の訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

80代 女性 旦那さんと同居

導入経緯

大腿骨頚部骨折のリハビリを終え退院時にはバーに掴まるなどして歩行が出来たが、体調不良もあり数カ月後には歩行困難に。デイケアへは行っていたが、介護は全て全介助で行っていたことやリウマチの痛みも原因であった。介護者の負担が大きくなり、現状では改善が見られないためケアマネジャーより依頼があった。

ADLの状況

在宅時はほとんど横になっており、食事やテレビを見る際に車椅子で座位。起き上がりは軽介助だが、立ち上がりや歩行は全介助。特にトイレ利用時の介助負担が大きい。関節リウマチにより手足の指に変形拘縮が見られ痛みがある。認知症については、会話は出来るが短期記憶はほとんどなく運動などでこちらの指示が伝わらないことも多い。

治療内容

介護負担の中でも、立ち上がり介助の負担が一番大きいとのことだったため、まずは立ち上がりの自立を目指した。立ち上がるための筋力は既に備わっていたため①ベッドの高さを上げる②足が滑っていたので滑り止めを敷く③お辞儀動作をしっかり行う、以上の3点を実施した。立ち上がりの際に手足に痛みが出るがマッサージだけでの改善は難しいため、超音波治療器を使用した。

経過

訪問開始1ヶ月で立位は自立し動作時の痛み訴えがなくなった。その後もADLに合わせ運動内容を毎月のようにバージョンアップすることで3ヶ月後には車椅子への移乗も自立出来るようになった。

ただ、立ち上がりや移乗は日によって認知症や体の具合で行えない日もある。現在は調子が悪い日でも自立できるようバランス感覚を鍛える運動やマッサージを続けている。今後も、介護負担の軽減やご本人様が楽に動けるようサポートしていく。

考察

こちらの記事で、①痛み②拘縮③認知症があるとすぐに変化が出せないように書きましたが、今回の方は筋肉量を増やさなくとも環境や立ち上がり方法を変えるだけで立ち上がりが出来るようになる典型的な例でした。当院では治療することで変化する長期的な視点はもちろんですが、短期的な改善も重要視しています。これが最初のやる気になり信頼感に繋がると考えているからです。

認知症がある中で運動などのリハビリを行うのは困難を伴います。そのため、立ち上がりなど単純な動作は、本人が楽に動けるような環境を作ることで効果的なリハビリが出来ると思います。

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