名古屋の脳梗塞、脳出血、パーキンソン病、大腿骨骨折などの訪問リハビリマッサージはふくぎ治療院


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治療症例

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関節リウマチ

関節リウマチで認知症の訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

80代 女性 旦那さんと同居

導入経緯

大腿骨頚部骨折のリハビリを終え退院時にはバーに掴まるなどして歩行が出来たが、体調不良もあり数カ月後には歩行困難に。デイケアへは行っていたが、介護は全て全介助で行っていたことやリウマチの痛みも原因であった。介護者の負担が大きくなり、現状では改善が見られないためケアマネジャーより依頼があった。

ADLの状況

在宅時はほとんど横になっており、食事やテレビを見る際に車椅子で座位。起き上がりは軽介助だが、立ち上がりや歩行は全介助。特にトイレ利用時の介助負担が大きい。関節リウマチにより手足の指に変形拘縮が見られ痛みがある。認知症については、会話は出来るが短期記憶はほとんどなく運動などでこちらの指示が伝わらないことも多い。

治療内容

介護負担の中でも、立ち上がり介助の負担が一番大きいとのことだったため、まずは立ち上がりの自立を目指した。立ち上がるための筋力は既に備わっていたため①ベッドの高さを上げる②足が滑っていたので滑り止めを敷く③お辞儀動作をしっかり行う、以上の3点を実施した。立ち上がりの際に手足に痛みが出るがマッサージだけでの改善は難しいため、超音波治療器を使用した。

経過

訪問開始1ヶ月で立位は自立し動作時の痛み訴えがなくなった。その後もADLに合わせ運動内容を毎月のようにバージョンアップすることで3ヶ月後には車椅子への移乗も自立出来るようになった。

ただ、立ち上がりや移乗は日によって認知症や体の具合で行えない日もある。現在は調子が悪い日でも自立できるようバランス感覚を鍛える運動やマッサージを続けている。今後も、介護負担の軽減やご本人様が楽に動けるようサポートしていく。

考察

こちらの記事で、①痛み②拘縮③認知症があるとすぐに変化が出せないように書きましたが、今回の方は筋肉量を増やさなくとも環境や立ち上がり方法を変えるだけで立ち上がりが出来るようになる典型的な例でした。当院では治療することで変化する長期的な視点はもちろんですが、短期的な改善も重要視しています。これが最初のやる気になり信頼感に繋がると考えているからです。

認知症がある中で運動などのリハビリを行うのは困難を伴います。そのため、立ち上がりなど単純な動作は、本人が楽に動けるような環境を作ることで効果的なリハビリが出来ると思います。

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