名古屋の脳梗塞、脳出血、パーキンソン病、大腿骨骨折などの訪問リハビリマッサージはふくぎ治療院


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治療症例

治療症例

麻痺

劇的な回復が見られた悪性リンパ腫による下肢麻痺のリハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

60代 男性 施設入居

導入経緯

脊髄腫瘍による下肢麻痺が残り病院でリハビリを行い退院。施設入所となった。既に当院で治療を受けていた親戚の勧めで治療の相談があった。

ADLの状況

下肢の動きはMMTで言うところの「2」で重力を除けば動かすことが出来m痙縮はなく、弛緩性麻痺の状態。起き上がりは自立しているが、寝返りがしづらく、立ち上がりはとても無理。車椅子への移乗はスライディングボードを使用。トイレなども見守りが必要。腕は問題なく動かせる。

治療内容

開始当初、全身のマッサージと寝た状態での下肢訓練を実施。足の指を触り知覚の確認、ヒップアップ、下肢の開閉、座っての体幹バランス訓練などを行う。その後も状態に合わせた運動を随時取り入れていった。週3回訪問。

経過

治療開始当初からはっきりと変化が見られ、開始3ヶ月で手すりを持って立ち上がりが自立。スライディングボードを使わなくとも移乗が可能に。各筋力も確実に力が入るようになった。

半年でバーなどにつかまりながらの歩行が出来るまでに回復。1年弱で30秒の立位保持がつかまる事なく出来るようになり、屈伸や背伸び運動も行っている。現在も一人暮らし実現に向けて治療を継続している。

考察

以前ブログで紹介済みの症例だが、主治医やリハビリ専門職の先生も驚く回復ぶり。これは、治療の内容というよりも本人の体の特性によるところが大きいと考えられるが、諦めてはいけないということを教えてもらった症例。

末梢神経障害で寝たきりの訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

80代 女性 旦那さんと同居

導入経緯

数ヶ月の入院後退院するも筋力低下、腰痛あり歩行困難。デイサービスに拒否あり、訪問PT・マッサージも試したが施術が気に入らずすぐに中止。介護する旦那さんも高齢で介護疲れが見られた。日に日にADL低下する中、ケアマネジャーより相談あり初回訪問。幸い施術も気に入って頂け訪問開始。

ADLの状況

バーに掴まっての立ち上がりも力が入らず介助が必要な状況で、バルーンとポータブルトイレを使用。トイレと食事以外は寝て過ごされている。下肢に浮腫と痺れるような痛み、昔からの腰痛もある。

治療内容

訪問当初は痛み、痺れ、浮腫の改善を目指しマッサージ中心に施術し、ベッド上での機能訓練も実施。ヒップアップや下肢の開閉、足関節の運動などを行う。週2回訪問。

経過

早い段階で痛み等の改善が見られたため、マッサージの比率を減らし座位での機能訓練と立ち上がりの訓練を追加。気持ちが前向きになる中、デイサービスを勧め週1回で利用開始。筋力回復し手すりに掴まっての歩行が可能になる。

最終的には外に出て喫茶店に行きたいという本人の希望を考慮し歩行器の利用を提案し歩行訓練を開始。家の中での歩行が可能になり、排便はトイレを利用され洗濯なども手伝われるようになる。その後、お子様が事情により約1年で治療終了となった。

考察

脳からの下肢麻痺ではなかったため、著しい回復が見られた。下肢筋力が低下していたが、体幹の筋力低下も影響が大きいと判断し腹筋や背筋運動など体幹の機能訓練も同時に行ったのが良かったのではないか。

歩行器は体幹の弱さを考慮し、ふらつきが出づらい持ちあげなくても使えるタイヤが付いたものを使用した。体はすぐに変わらないが、道具を使うことでADLを短時間で大きく伸ばすことが可能なため、当院では積極的に提案を行っている。

脊柱管狭窄症による痛みの訪問マッサージ症例

病名・症状
患者情報

80代 女性 娘さんと同居 要介護1

導入経緯

頚部・腰部の脊柱管狭窄症手術後に退院するも膝や肩の痛みが強くADLが低下。日中独居でありこのままでは生活が難しいためケアマネジャーより依頼があった。女性希望であったがお会いして受け入れてもらえた。

ADLの状況

膝、胸、肩の強い痛みがありベッドの柵を持っていも痛いため起き上がりもままならない。特に夜間になると痛みが強く睡眠不足。出来るだけ痛くないよう無理な体勢で起きるためベッドから落ちることもある。立ち上がり出来るが膝折れがあり長時間は危険。トイレは伝い歩きで何とか行えている。

治療内容

痛みの緩和と安全に起き上がりが出来るようになることが最優先事項。介護用ベッドの背上げを使えば楽に起きられそうだが目が悪く今まで使っていなかった様子。背上げのスイッチにわかりやすい色のテープを貼付け視認性を良くして使い方を伝える。仰向けからそのまま起き上がっていたので一度横向きになってから起き上がるよう合わせて伝える。

痛みについてはマッサージと関節可動域訓練を行う。膝折れについてはベッド上や立位での下肢筋力強化訓練を実施。週2回訪問。

経過

安全な起き上がりは、開始2週間で習得。ベッドから落ちることがなくなり、起き上がりの負担も減った。2ヶ月後には胸・肩の痛みが軽減し背上げがなしでも起き上がりが可能に。

半年後には膝も含め痛みが減り膝折れすることもなくなった。家族と一緒に歩行器を使って廊下などで歩行訓練も行うようになる。体力面で長距離歩行は難しいが本人が自主的に運動しているため少しずつ改善は見られる。一人で外を歩行出来るようになるよう継続して治療を行っている。

考察

この方も含め痛みや筋力低下で起き上がりや立ち上がりが自己流になっている方が多いが、その方法がより痛みを強くし動きを悪くする「事故流」になっているケースがある。このような負担になっている部分から改善しなければ、いくら治療を行っても変化が出づらいため初回訪問時に確認するようにしている。

腰部脊柱管狭窄症の訪問マッサージ症例

病名・症状
患者情報

70代 女性 家族と同居 要介護3

導入経緯

脊柱管狭窄症と後縦靭帯骨化症の術後下肢の軽い麻痺と腰の痛みがあり訪問マッサージを受けていた。しかし治療内容が本人の希望と合わず他の事業所としてケアマネジャーより依頼があった。

ADLの状況

立位や移乗は自立。歩行は難しい。本人は歩行できるようになりたいという希望が強いが、主治医や家族の安全に対する考え方から歩行訓練は見送られている。日常の食事や排泄は全て一人で行っている。

腰に痛みがあり、天気などによって増減する。足に浮腫みもある。両耳とも難聴で、集音器を使用しているが半分以上聞き取れない。認知症とまではいかないが、自分が気にされていないことは記憶をとどめておくことが難しい。

治療内容

今回は、ご家族などの意向も考え現状維持+αを考え痛みが少なく安定した生活が送れることを目的とした。腰を中心とした体幹と両足のマッサージ。座った状態での下肢筋力強化訓練を行い、日によって立位の安定を目的としてバランス訓練を行う。週2回訪問。

経過

3年経過するが、当初の目的通り転倒などもなく安定した状態で日々を送られている。腰の痛みは以前より訴えは減ったが、雨の日などは痛そうにしていることがある。

考察

本人と家族の意向が違う場合、介護する家族を考えると本人の希望だけを優先するのは難しい。特に認知症などがありコミュニケーションが難しい場合はなおさらそうなってくる。この制限の中で、どれだけ本人のQOLを高い状態で生活出来るように協力できるかを考えていく必要がある。

難聴については、名前を呼びかけ正面に対峙してゆっくり話せば伝わりやすい。そのため、治療前に状態の確認や患者さんの話したいことを聞いてから治療に入ることにしている。聞こえない状態で進めてしまうと、本人のコミュニケーション意欲が低下してしまうため注意が必要。

脳出血で寝たきりの訪問リハビリマッサージ症例

病名・症状
患者情報

80代 男性 施設入居 要介護4

導入経緯

寝たきり状態で褥瘡も出来てしまい、拘縮が進んでいた。リハビリが出来ておらずケアマネジャーから依頼があった。

ADLの状況

日中寝たきりで、痙性麻痺のため患側の拘縮強く自分で動くことは難しい。お話はされないが、うなずきなどで意思表示は出来る。小便はバルーン対応。食事の際は車椅子に座り介助してもらいながらご自身で食べることも出来る。仙骨部に褥瘡あり、手指も赤みが出てきている。処置のため訪問看護を利用。

治療内容

全身のマッサージと関節可動域訓練。施設職員さんから股関節の緊張が強くオムツ替えが大変とのお話があったので、ここを重点的に行う。関節可動域訓練は仰向けで行うと褥瘡が悪化する可能性があるため横向きで行う。合わせて、端座位訓練で全身の筋緊張低下を目指す。この際も褥瘡部に負担がかからないよう注意した。

職員さんより、介護用クッションの当て方や移乗方法、安定座位の方法など相談があったのでそれぞれお伝えした。特に介護用クッションの当て方は重要で、良肢位を取るため効果的に利用するにはコツがあるため写真を撮って共有してもらった。週2回訪問。

経過

治療開始してすぐに車椅子で座った時の傾きが減り、飲み込みが良くなったためか食事のスピードが上がった。褥瘡は2ヶ月ほどで完治したため、控えめに行っていた関節可動域訓練や端座位訓練もしっかり行うようにした。

日中も座る時間が増えたことで傾きがなくなり、全身の筋緊張も低下。オムツ替えも以前より楽に出来るようになったと話があった。

その後、誤嚥による入院がありADL低下。拘縮の悪化予防と褥瘡予防を一番の目的として治療を行う。

考察

寝たきり状態であったが、意思疎通が出来たためある程度の回復が見られた。反応が全くない方だと維持は出来ても改善は難しい。介護施設では職員さんから色々相談を頂くことが多いので、普段からセミナー等に参加して最新の知識を取り入れるよう取り組んでいる。

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