コンサルティング

サイト診断とその後の結果 グリーンノア鍼灸院編

今日は鍼灸院のホームページを改善診断した報告です。

自分のホームページを客観的に見て評価するのって難しいですよね。自分で自分の悪いところを探すようなものなので、私自身もあまり得意ではありません。

そういう時に、第三者の意見をもらった上で改善していくといい結果に繋ります。私も実際に何度か詳しい方に見てもらい修正しました。

グリーンノア鍼灸院のサイト診断動画

今回は愛知県でグリーンノア鍼灸院を経営する舟橋さんからサイト(ホームページ)診断の依頼を頂き打ち合わせしました。その様子をノーカットで全て動画に残しましたので御覧ください。舟橋は10年来の親友なので、全体的にノリが軽いです。

この後に舟橋の感想と動画で話した内容の簡単な解説をします。

舟橋がサイト診断を受けた感想

事前に困っていることを送った上で、サイトの改善点をzoomで1時間コンサルしていだたきました。

こちらがどうしたいか?を大事にした上で30項目の改善点をアドバイスしてもらい、伸びしろが大きいことを実感しました。

アドバイスはどれも具体的でしたが、自分ではなかなか気付かない点ばかり。

自分のサイトを客観視することは難しいので、第三者にみてもらうのは必要なことだなと今回初めてやってもらって痛感しました。

ましてや鍼灸師かつ実際に院を経営している方のコンサルなので、こちらもうなずくことばかりでした。

僕のように自分でサイト運営して、正解がわからなくなっている方にはとてもオススメです。

成約率を上げるというのは使いやすさ・わかりやすさを上げるということ

動画で話した部分を少し解説していきます。

今回のアドバイスは、現在あるものを大きく変えず改善できる部分を伝えました。改善でホームページを見た人の成約率アップが期待できます。

動画でも成約率で色々と語ってますが、結局は見に来た人が必要な情報を必要なタイミングで得られるようにする。つまり使いやすさの改善です。その先に成約率のアップがあります。

動画の冒頭でも舟橋に聞いていますが、使いやすさ(成約率)を考える上で大事な要素が2つあります。それがペルソナと実際に来院した人の反応(導線)です。

ペルソナを考える

ペルソナというと「35歳の女性で未婚。名古屋で一人暮らしをしていて仕事は事務。それなりに貯蓄はあるが・・・」というものがよく言われます。

個人的に鍼灸院や治療院、整体などのホームページを作るのにここまで詳細なペルソナはなくていいと思います。必要なのはどんな症状でそれに対してどんな感情を持っていて、生活でどんな不便があるのか。

これを想定すれば、その人が何を求めているか、まず何を知りたいか順番に考え「次はこれを知りたいんじゃないですか?」と提案するようなサイト設計をすればいいわけです。

舟橋のサイトは逆流性食道炎というハッキリとしたペルソナがあったものの、付随する色々な症状で成約しようと考えた結果分かりづらくなってました。それを思い切って絞ることでペルソナがはっきりし、どう提案すればいいかが見えてきます。

導線を考える

成約に繋がった患者さんが通るページというのは大きな違いはありません。

例えば、料金や場所を知らずに来院しようと思う人はほぼいませんので、料金ページやアクセスページは成約した人のほぼ全てが見ます。もちろん問い合せページも。

舟橋の場合はこれ以外に「逆流性食道炎専門だったこと」「舟橋自身が逆流性食道炎であること」が決め手となっています。であれば、それが伝わるページを見てもらうことで成約率が高まります。

これらのページへ移動する導線を設計し、スムーズに導くことで利用者の使いやすさにも繋がります。

「何で当院を知ったか」を聞いている人は多いですが、決め手を確認する人は多くありません。ここをしっかり把握することで、自分の強みを知りハッキリと打ち出すことができます。

ここが第一段階

舟橋にアドバイスした内容は、修正点としては第1段階です。

この後、文章の書き方や写真・画像の差し込み方、SEOを意識した構成などやれることはたくさんあります。

この辺は、依頼主の希望や知識、かけられる時間によって変わってきます。これらも考慮してアドバイスしていくので興味のある方はご連絡下さい。

あと検索連動型広告の代行もそろそろ始めますが、一定以上の金額運用する方についてはこのようなアドバイスを無料で行う予定です。

サービス内容についてはまた具体的に告知しますので、こちらにも興味ある方いたら一先ずお声かけ頂けるともっとがんばれますのでよろしくお願いします!

(追記)その後1ヶ月の集客の変化

5月末頃に修正案を伝えたところ、すぐに修正が行われました。このスピード感大事です、まじで。

6月の新規患者数がどの程度変化したか、本人の許可を得たのでお伝えします。

なお、4〜5月はコロナウイルスの影響が大きいため、影響が出る前の2020年3月、及び昨対となる2019年6月と数字を比較しました。

昨対で195%という結果になりました。

来院のきっかけもWEBだけが増えているので、サイト診断による修正の効果が出ている可能性が高いのではないでしょうか。非常に喜んでもらえたので本当によかったです。