どんなことでも成功しようと思えば「記録する」ことが重要です。人間は感情に流されやすくすぐに忘れます。忘れたことさえ忘れ、同じ失敗を繰り返します。
今回は、自分の覚書として4月14日現在までの流れをまとめておこうと思います。
2月16日
今日も元気に作業会開催しました。
総勢8名埼玉や神奈川からもご参加いただきありがとうございます!
来て良かった、という言葉を報酬に来月も29日に開催です😃 pic.twitter.com/XLJUfnNx35— 北川直樹 (@fukugi2910) February 16, 2020
この日は私が主催する鍼灸師の作業会を行いました。新型コロナの話をした記憶はないし、感染に対しても無頓着だったと思います。誰もマスクしてないし。
2月25日
こういう時は隊長の文章読んで元気出そ!
病み上がりの人間も腹を抱えて笑えました(笑えない)https://t.co/HPCS1zlVP1— 北川直樹 (@fukugi2910) February 25, 2020
26度のお湯でウイルスが死ぬというデマが出回るがあっという間に鎮火。作業会から10日しか経過していないのに、意識が大きく変わっていることがわかる。
ちなみに日経平均もこの日から地獄の始まり。3月19日までに6000円下げて病む。
2月27日
友人と行きつけのスーパー銭湯へ。
感染は少しずつ進んでいたが、愛知県で合計25人。ほとんどが高齢者でクラスタもはっきりしていたのでまだまだ警戒度は低い。ただ、お客さんはいつもより少なく若い人がちらほらする程度。
3月3日
高齢者の訪問専門で仕事をしている友人に状況を確認。
施設を中心に入室禁止が始まっており、その割合は全体の半分くらい。友人は個人宅中心なのでそれほど影響は大きくなさそうだが、施設中心の人はやばそう。
3月5日
今日はリスティング広告のセミナーで東京に来ております。
夏くらいを目処に運用代行の仕事始めたいなと思っておりますので、よろしくお願いします😃 pic.twitter.com/sth6HPNSkS— 北川直樹 (@fukugi2910) March 5, 2020
東京へリスティング広告のセミナーに参加。この頃は、会食の場で感染する事例が相次いでいたためそれが危険視され懇親会がなくなる。
新幹線はこの時点で壊滅的な人数。指定席は2割くらいしか人がいない。
3月7日
自宅にあった虎の子のマスクと消毒を鍼灸院へ持っていきました。
院のためなら〜女房も泣かす〜♪
(最低限は残してあります) https://t.co/BkpLbaDzPe— 北川直樹 (@fukugi2910) March 7, 2020
ふくぎ鍼灸院はここまで大きな影響を受けていないものの、新規患者数の減少が見られるので早めに対策をと考え「当院の新型コロナウイルス対策についてまとめ」というページを作る。
知り合いの鍼灸院で「患者さんが減った」とい声もこの頃からチラホラ聞こえ始める。
3月16日
今日も今日とて幹也とサウナ。
2週間前はかなりガラガラだったけど今日は高校生や大学生の客多し。 pic.twitter.com/Y5S1UtdFQC
— 北川直樹 (@fukugi2910) March 16, 2020
おなじみのスーパー銭湯へ。2月27日に比べ休校中の学生が多くむしろ賑わっている。16日〜22日の1週間はみんなの気持ちが一番緩んだ週ではないだろうか。ふくぎ鍼灸院の新規予約も一気に入りだしていた。
ただ、近所の整骨院はどこも車が少なく厳しそう。緊急性が低い症状を多く扱っている場所は自粛の色が強く出ていると感じる。
いつもたくさんの車がとまってる鍼灸接骨院、今日は一台もとまってない‥
— 北川直樹 (@fukugi2910) March 14, 2020
3月28日
この週は東京で感染者数の伸びが大きくなり、オリンピックの中止、都知事の緊急会見など緊張感が一気に増した。今考えると3月23日からが大きな節目になったのかも。
同業者で情報交換すると、半分以上の鍼灸院は売上低下の影響があるも売上を伸ばしている院もある。突発性難聴など時間的猶予がない(時間をあけると改善の確率が下がる)症状は不要不急になりづらい。
ふくぎ鍼灸院は完全に治療寄りの院だが、そもそも慢性疾患なのである程度の影響は致し方ないと考え始める。どういう疾患を扱うのかも、経営の安定という意味では重要ですね。
3月30日
4月14日現在から見ると、この日が最も影響が大きい日だと感じる。
志村けんさんの訃報が伝えられた日だ。全世代に愛された芸能人が亡くなるというニュースは、新型コロナウイルスが他人事ではないと多くの人に感じさせたと思う。
30日からの数日でふくぎ鍼灸院のキャンセルは急増し、他院でも同じような傾向があったと聞いている。
3月31日
今日はコロナの売上激減により、仕事を失った方とお会いしました。
接骨院系はかなりやばそう。
訪問もかなりダメージ受けてるし、ただでさえ少ない業界の求人がもっと減りそう。— 北川直樹 (@fukugi2910) March 31, 2020
鍼灸接骨院に勤務していたものの、3月上旬でクビを言い渡された鍼灸師と会う。その院は3月上旬で売上50%減だったらしく、今はもっとひどくなってるとしか思えないのだがやっていけてるのだろうか。
ふくぎ鍼灸院の3月売上は先月から15%減。
4月7日
安倍総理による緊急事態宣言発令。愛知県が指定されていないためか、3月30日ほどの影響はなし。11日には愛知県独自による緊急事態宣言も出されたが、こちらも影響が少ない。
とは言え、当院は新規患者の予約が入ってはキャンセルを連発し売上低下。
- 状況を鑑みリスティング広告の停止
- ABテストをして結果が出なかったサイトの契約終了
- 休業、または営業日数削減の目安をスタッフと話し合う
- 各種助成について労務士に相談
15日までにこれらを行いディフェンス力を高めていく。
4月14日
3月3日に連絡した訪問専門の友人に状況確認。
緊急事態宣言発令後、施設で訪問中止が増えたり患者から訪問回数を減らしてほしいと要望があったとのこと。ただ、他の方の訪問数を増やしたりで3月と売上の違いはナシ。
高齢者が多いと影響も大きいと思ってましたが、来院型より安定してますね。施設の割合が高くなければ…。
今後について
新型コロナウイルスの情報を追い続ければ毎日キリがなく消耗も大きいです。どういう状況になったらどう対処するかをあらかじめハッキリさせることを優先し、情報に一喜一憂しない状態を目指します。
なかなかこのタイミングで楽しいこと、というのは難しいと思います。楽しいことは難しいですが、不安を減らすことはできると思います。情報交換や相談あればご連絡ください。今はみんなで支えあえれば。
愛知県の鍼灸師で集まり、ZOOM飲み会してます! pic.twitter.com/Ot6KaBYCDu
— 北川直樹 (@fukugi2910) April 4, 2020